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LOVE FOREVER  最終話 彼への想い

夜叉おやじが消えた。
目を疑うような出来事に全身が震えた。
どんなに探しても彼はいない。主を失ったケースは孤独感を漂わせながらもひたすらに主の帰りをまつ姿勢を見せていた。
そして私が込み上げる悲しみをぶつけた先は・・・。
なぜか会社の上司。

猫 「あの・・・,お話が・・・.」
上司「?どうした?」

お話スペースへ足取り重く移動。
すでにウルウル。

猫 「あの・・・。」

何をどう喋ったらいいのかわからず言葉を失う。

上司「なにかつらいことでもあったのか?」

その言葉にポロッと大粒の涙。

猫 「実家に帰っている間預けていた夜叉おやじが・・・。」
上司「??夜叉おやじ?」

何の話か見当もつかず疑問形の顔した上司。

猫 「アトラスオオカブトが・・・。」

なんだかよくわかんないけど泣いてるからとりあえず話を最後まで聞いてあげようをいう上司。

猫 「すごく大事にしてたのに、グスッ・・・。お嫁さん買おうと思ってたのに・・・。シクシク。」
上司「・・・。」

どう言葉をかけたらいいのかわからず困惑気味の上司。

猫 「実家から帰ってきたらノコギリクワガタになってました。ううっ」
上司「えっ?それはないやろ~?」(←軽く笑いながら)

証拠のノコギリクワガタを見せてさらに話を続ける猫。←もうええっちゅうねんっ!(笑)

猫 「ちゃんと世話もしてて、すごく元気で、ゆくゆくは繁殖も考えていたのに。急にあたしのもとからいなくなったんです。もう会えないんです・・・。ウッ・・・シクシク。」

ここで夜叉おやじへの想いと悲しみが一気に込み上げ号泣。
いいですか、号泣です。
普通にないていたのではありません。


号・泣


ですっ!

アタフタする上司。そして

上司「あ、新しいの買ってあげるから、そう気を落とさず・・・。」

新しいのを買うって・・・。ほかに事態を収拾する言葉が無かったのだとおもいます。きっとこれで丸く収まると思っていたのでしょう。
別のものを宛がわれるだなんて、上司はあたしの夜叉おやじへの想いを全然わかっていないっ!!なんかムカツクッ!!!

猫 「新しいのなんていらないっ!!ほかのどんなカブトムシもあの子の代わりにはならないっ!!」

上司の優しい申し出をきつく却下!しかも即答っ!!
沈黙が流れる。

上司「落ち着いたら仕事にもどりなさい。」

あたしを気づかってくれてるんだ。でもね、



夜叉おやじの代わりに別のものを宛がおうとした罪は重いっ!!思い知れっ!!



小1時間ほどお話スペースで仕事さぼってやりました。ふんっ!


結局、夜叉おやじと再会することはありませんでした。彼が帰ってきたときのためにケースはそのままにしておこうと思ったけど、無理でした。
だって、


小バエが湧くんだもんっ!!




ごめんね、夜叉おやじ。あたし小バエとは暮らせない・・・。
今でも、彼のことを想い、あの時なぜ実家に連れて帰らなかったのかと後悔しています。自らの判断ミスによるこの出来事。彼には申し訳ない気持ちでいっぱいです。それ以来、彼のことを忘れないために購入した生き物には

「○○おやじ」

とい名前をつけています。







※このお話はノンフクションです。ご愛読ありがとうございました。
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過去のブログを読んで・・・

正直驚いた!猫夢中さんって文才ぁるねぇ~
かなり吃驚したょ。
自費出版で本書くか!俺買うよ!!

いやはや

お恥ずかしい。独断と偏見で固められた文章です。でも今後もこの調子でブログ続けます~
プロフィール

猫夢中♪

Author:猫夢中♪
気の向くままにフラフラ生きるじゃじゃ馬娘(^ー^)ノ
だったんですが
いまや三十路。
「娘」はキツイお年頃w
結婚、出産を経てフラフラ生きることを封印中w

旦那、息子、義父母と暮らすダメダメ主婦です。

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